toggle
2017-03-18

日本で唯一の「十割つけ蕎麦屋」

Googleなどで、「十割つけ蕎麦」で検索すると、ムラマサが出てくる。

店で働く者(自分たち)にとって、当たり前の事。

でも、よく考えると日本中探しても十割つけ蕎麦は殆ど無いのだ。というかもしかすると

「日本初」、「日本で唯一のお店」

かもしれない。十割蕎麦は珍しくない、つけ蕎麦店はあまりない、でも十割つけ蕎麦は見かけないのだ。

 

当然だが蕎麦には「手打ち」と、「機械製麺」がある。

この店で仕事をするまで、イメージとして、手打ちの方がおいしそうなイメージがあった。

実際の味がおいしいかどうかより、イメージ先行になることはよくある。外国産より国産の方がおいしそうだし、東京産より北海道産の方がおいしそうだ。

実は、ムラマサでは毎日店舗で機械で製麺している。

十割蕎麦の場合に限ると、どっちがおいしいかと言えば、機械打ちの方がおいしいのだ。

 

一般に人がこねた十割蕎麦は「ぼそぼそ」する、「切れやすい」という印象だと思う。実際、ムラマサに来店頂くお客様も大抵

十割蕎麦なのに、のど越しがいい!ぼそぼそしない!ツルツルしてるね。と言って驚く人が多いのだ。

 

なぜそうなるのかというと、機械で打っているからなのだ。

人は精密機械ではないので均一のものには仕上がらない。そして、長く、切れにくく、ツルツル感があるものに仕上げるのは、本当の名人でも、かなり難しいのだ。

つまりは、一般に多くの人の感想として、十割蕎麦は、機械製麺の方がおいしいとなるのだ。

 

ただ、お客様の中にはこういう感想の方もいる。「十割っぽくない」

多分これは、翻訳すると、「私はザラザラしたものが好き」「荒々しさが好き」「噛みごたえがあるのが好き」ということだと思う。あたり前だが噛むことで香りも立つのだ。

 

全国の蕎麦好きの方、ムラマサに一度は足を運んでほしい、賛否はあれど、めずらしい店であることは間違いないと思う。

 

関連記事